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  • Salla

日常のこと。

最終更新: 7月5日

 

 先月は久しぶりにレッスンへ。特に名古屋へは緊急事態宣言で2回連続のお休みを頂いたせいで実に3か月ぶりの講座でした。

 教室で生徒さん方のお顔を拝見した時、少し大げさではあるのですが「生き延びてまた会えた」という感覚が沸いてきました。そう感じるくらいには、4月~5月の大阪の状況は正直なところ緊張して過ごしていたのだなとも。


 日頃、夜中から明け方まで何らかの作業をしてから寝ることが多いのですけれど、外から救急車のサイレンが鳴り響くのが毎日聴こえてきます。また、作業空けの早朝に庭に出て栽培しているタデアイの様子を見がてら雑草をむしる、そんな時にもサイレンが聞こえる。頻度で言えば以前より格段に多いと感じます。

 毎日毎日サイレンがどこからともなく聞こえてくる中で、自分自身の日常を過ごすことにある種の不気味さというかシュールさを感じていました。今の自分はある意味で恐れの感情を麻痺させながら生きてるんだろうなぁとちょっと他人事のように思いながら。(そうやって若干の乖離をさせながらでないとやっていけないことはコロナ禍でなくても多くあると思うのですが)


 そんな日々でしたけれど、家族がワクチン接種をしたり数か月ぶりにレッスンをしたりすることで少しずつほどけていって、強く感じないように瞬間冷凍させておいた恐れの感情がじんわり解凍されてきたような感覚がしたのでした。


 とはいえ、状況が一気に良くなったと思うのはまだ早いのでしょう。

 これを書いている間にも新しい変異株が優勢になってきてリバウンドの気配を見せ始めました。  コロナ禍は私だけでなく周囲の様々な方面に影響を及ぼしていて、身動きを取ろうとしても自分だけの都合ではどうにもならない、という状態が昨年から続いています。  まさかここまで影響があるのかと、ここでもまた他人事のように感じてしまう程には変化が大きく、そしてまだ暫くはこの日常は続くのだろうなとある種の諦観とともにいる最近でもあります。



 写真はちょうど6年前の今日、滞在時に訪れたカッパドキア某所のパザール。ボンジュクオヤのブレードやスカーフを置いてるブースも数店舗ありました。

 この時は夏休みを利用しての一人旅だったのですが、アンタルヤからまずは高速バスに乗ってエスキシェヒルに住む友人(日本で仲が良かったトルコ人女性)を訪ねて数日滞在→また高速バスでアンカラ経由→ウルギュップの友人宅へ、の道のりでした。(先月のレッスン時にもお話した、ラマザン中の夜のお茶会でお腹一杯にもてなされたというのはこのエスキシェヒルでの友人宅での出来事です)。

 パザールやカイセリの問屋など手芸関係の場所ももちろん印象的なのですが、そうやって行く先の友人宅に泊まらせてもらったり次の日のホテルをスマートフォンで予約したりしながら高速バスやドルムシュ(乗り合いバス)を乗り継ぐ旅それ自体が思い出深く、あんな自由気ままな旅をまた出来る日が来るのだろうかと気が遠くなるような心持ちもするのでした。


※ 2021.7.3. 古い方のブログに少しだけ記事を追記しました。

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